最近話題に出てきていたTFM-9130をようやくゲットすることが出来た。
まだ届いてないため何ともいえないが、はたして
- いい音なんだろうか
- ちゃんと動くんだろうか
- そして家族は怒らないだろうか
・・6台7箱にもなって、もういい加減にしないとさすがに社会人としてまずいでしょう。
とはいえガンプラとかフィギュアの類を集めるよりは全然いいと思うんだが。
(と思っているところが一番問題なのかも)
さらにタバコ吸ってるよりはいいと思うんだけど、これは言い訳?
古いものを購入するとき、果たして高いのか安いのか判断に困るときには当時の物価指数や初任給と照らし合わせて考えることがある。TFM-9130やMS-3300について調べてみると定価ベースで大卒初任給の半分近い額と出た。さらに真空管ラジオの例だと3倍近いものもある様子。当時は月賦*1が普通だったとしてもかなりの高額商品である。これが現在のポケットマネー程度で買えてしまうことを考えるといい時代だなぁと思えてしまう。
(もちろん中古だし、ハズレ=まともに動かない!場合もある。こんなものを欲しがる人がいない、というのが一番大きい理由かも)
昔のラジオでは、電源SWとボリュームが一緒になったものをよく見かける。(VRではなく音質切替、バンド切替と一緒になっているものもある)
電源と音量を操作する頻度を考えるとはるかに電源のほうが多いこと、ボリューム位置=音量はそれほど頻繁に変えずに一定のことが多いこと、さらにはガリが出るととたんにボリュームなんか操作したくなくなることなどを考えると、なぜ一緒にしてしまうのだろうか?ポケットラジオならともかくホームラジオでも一体になっている。コストダウンのためなのか、デザインを意識してなのだろうか。理由はともかく、ユーザーのこと、すなわち操作や経年変化(ガリ)のことを考えていないのだろう*2。
もっとも、突然バカでかい音が出てびっくり、ということは少なくともないだろうが。手持ちのラジオを確認すると
- 電源SWが独立しているもの:9130 / 9510 / 9580 / 896 / MR-3 / 石鹸*3
- 一緒になっているもの:9500 / 9640 / 手巻き
9500/9640はボリューム兼用、手巻きはバンド切替を兼ねている。
当然分かれているほうが好みである。ちなみにRE-790、MS-3300/3400はボリューム兼用である。(ムムッ)
オークションを見ていたら、TFM-9510のデッドストック物が当時の定価*4よりも高額で取引されていた。その10分の1以下で落とせたのはラッキーなのかもしれない。
(というかこんなものを欲しがる人が実はいっぱいいることに感心する)