先日もぼやいた通り、逃避行でもしたい気分は継続中、そんな中また怪しげな物件と遭遇してしまいつい手を出してしまう。全くカエルもしくはザリガニの脳みそである。
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もう手は出さないであろうと固く?誓っていた真空管式ラジオを仕入れてみた。今ですら数が多すぎて置き場に困っている状況なのに真空管のラジオとは何事!と誰かに烈火のごとく怒られるのは必至なのだが、それだけ鬱憤ストレスが溜まっているということですね。なんて他人事のようにサラッと流したところで、、
UM-385はナショナルから1956年に発売された5球式のAMラジオ。大きさ的には中くらいになるのだろうか*1。当時の広告を見ると「新感覚の英国調」「コロネット・スタイル」などと紹介されている。これが何を意味するのか今となっては何とも言えないのだが、パッと見では白黒金でまとめてあっておしゃれな雰囲気である。もちろんサイズが大きくないという要素も大事である*2。そんなことより負けが混んでいることの方が心配。って、ホントに大丈夫なのか?>わし
早速届いたが相当に汚い。ある程度掃除しないことには家にも入れられないので外でババッと掃除する。外側も汚いが中も埃ですごいことになっている。
内側に貼ってあったはずの配置図は剥がれて丸まっている。すっかり変色していて伸ばそうとすると割れる始末。もっともその分掃除はしやすい。更に筐体が2箇所大きく割れている。動作には問題ないもののどう修理するか考える必要がある。そしてナショナル製真空管ラジオのお約束、照明用配線がボロボロになって芯線が露出している。電源ケーブルも固くなってきているし他にもコンデンサとかも要交換のはず。まぁ続きは部材を用意してからですな。
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真空管式ラジオは長いことほったらかしになっていて汚いものが多い。かつ昔のもののため部品の経年劣化が進んでいてすぐに電源オンとはいかない。こいつにしても掃除→ある程度バラして確認→洗浄→補修・部品交換→調整→etcとやること多数。果たして次に紹介できるのはいつになることやら。。