7X-800と抱き合わせでやってきたパナソニックのこいつ、なかなかの曲者である。
見た目は懐かしのポケットラジオだが中身はDSP
直前のモデルのRF-P50A*1と見た目はそっくり(というかケースは同じものと思われる)。
諸元を見ると9kHzステップなどと書いてあり*2、ヲヤヂはまずこれに騙された。(アナログのRF-P50Aのほうが価格は上の様子。今時はコストダウンを進めるとDSPになってしまうのかも)
ただデジタルなのにアナログの周波数スケールを使う意味があるのか微妙ではある。当然コスト的な話だとは思うが。
らくらくチューニング
AFCのことを指してるようだが今更謳う機能なの?(ポケットラジオでは珍しい?)ということは置いといて、実際使ってみるとワイドFM対応のため目盛の間隔が狭い上に指針が太くて(周波数表示もデカい)どこを指してるのかサッパリ分からん*3。まして都心の既存FM局は狭いところに集中していることからチューニングはかなり難しくなっている(郊外だと問題なしなのか?)。しかもDSPなのでダイヤルを微妙に動かすぐらいでは変化せず、さらに動かしてフッと動くのでアナログ気分だと面食らってしまう*4。ダイヤルを回すといったアナログ操作はDSPには向かないのかもしれない。同調LEDも何かしら体感的にずれて反応するため余計にイライラする。
最強の電池付き
パナソニックの誇るエボルタが付属。オープン価格で実勢は2000円切る程度。
あとはFMがステレオだったらバッチリだがこの値段では厳しいか。楽ちんラジオなれど侮るべからず。。
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だがイヤホンでAMを聴くと高音域がカットされているような籠った音がする。FMだとそんなこともなく、またスピーカーではそんな感じはしないので何故この組み合わせだけこうなのかよく分からない。