cgs’s blog

ヲヤヂの想うがままに

KS-1220

日立のラジオが到着。直前まで超弩級のUF-710を触っていたせいもあって思いのほか小さく見える。いつものごとくつまみ類を外してお風呂に入れることに。
洗っているうち、今までのものと違ってメッキがちゃんとしていることに気が付いた。1970年発売だから50年弱経過しているわけで、これくらい年数を経過したものだと緑青が出ていたり白く変質していることが多いのだが、こいつはピカピカである。電源ケーブルはさすがにカチカチで十分に年代モノと分かる。
本体側も適当にきれいにして、早速電源投入。1局しか入らないとのことでジャンク扱いだったが、AMはどこも普通に入感。FMも一通り入り、全く問題なし。(あぁよかった)

さてこいつの特徴は、この丸く緑を帯びたダイヤルと横にせり出すスピーカ。さすがにスピーカのサイズが小さいため、いい音とは言えないものの普通に聞く分にはこれで十分である。ダイヤル針には夜光塗料が塗ってあって暗闇で光るもののさすがに経年劣化ですぐに暗くなる。スペック的に同じ(AM/FMでステレオ)RE-777Nとはその大きさたるや雲泥の差で*1トランジスタの偉大さを感じる。もっともスピーカをしまったままだと横に音が出るため聞きづらく、多少開いておかないと音的につらい構造となっている。

*1:写真の下の台はRE-777N!である