cgs’s blog

ヲヤヂの想うがままに

RE-777N修理:プロローグ

0日目
掃除&整備をゆるゆる開始。まずは掃除から。
裏ブタを開けての掃除は晴れた日中にやりたいので3連休のどこかでやるとして、軽いところでツマミ6個の洗浄をする。外すまではよかったがさすがに古いものなので緑青がかなり出ておりザラザラしている。ひとまず石鹸で落ちる汚れだけ取り除いて、後日緑青除去をしてみることにする。



ラックの幅を調べると80cmあった。スピーカ展開状態だと左右がはみ出る計算。実は展開時にスピーカは下に接地しておらず、蝶番と本体横の当てゴムで浮いた状態になっている。この上にRE-896だの後輩箱ラジオを置こうと考えているので、さすがに下に何か挟まないとまずいであろう。それとも合体したままのほうが無難か?

1日目

上が合体時。つまみは外したまま。展開すると下のようになる。

あまりに埃まみれなので拭き掃除を実施。ここでふと気になることが。スピーカと本体は線でつながってはいない。スピーカに入力用端子はあるが使った様子がない。どうやって鳴るんだ?とよーく見ると何と蝶番に結線がされている*1。いいアイデアではあるものの、何かいい加減な感じもする。
掃除のため裏蓋を外すと糸の切れ端が飛び出てきた。ダイヤル糸が切れている。さらにバリコン奥に何と先住民(蜂の巣)発見!成虫はいない様子で一安心。

蛾の死骸が出てくることはよくあるが、さすがにこいつは初めてである。糸が切れているのでシャーシを引き出さないとこれ以上は無理、その時に巣も取り除くことにする。(でも秋冬のうちにやらないと中から這い出てきそうだ)
スピーカ径は12cmぐらいかと思ったら16cmであった。



箱の表面の材質は会議室等にある折り畳み式テーブルと同じツルツルのもの*2。他の箱ラジオは合板でもちゃんと木目が出ているので少し残念。とはいえ耐久性、特に傷や濡れには強そう&掃除も簡単*3。それとも当時はこれが高級仕様だったのか?確かに当時のテレビで似た仕上げのものがあったような気もするが。うぅーん、さすがに分からない。。

重曹を使って緑青取りをするが、少し取れたもののザラザラまでは取れない。
ピカールコンパウンドの出番なのか?

*1:そのためか蝶番は真鍮製である

*2:メラミン樹脂

*3:こういう点で人気がないのかも