cgs’s blog

ヲヤヂの想うがままに

考察

昨年から仕入れた台数が増えてきてだいぶやばい状態になってきた。投じた額も2万を超えそうだ。ラジオが好きではあるのだが、別に骨董趣味があるわけでもないし、また各機種に深い思い入れがあるわけでもない。とはいえ売り払うのはシャクなので田舎に置くか、などと思案してみるものの、あまりいいアイデアは浮かんでこない*1。やはりローテーションさせてちょこちょこ使うのが適当か。そのうち時代が過ぎて値段が上がるやも知れないし*2。あとは最後の未踏峰RE-790を仕入れて終わりとしたい。(まだ懲りてない)



ふと本来の目的がなんだったかを考えてみる。そもそもは

  • 耳鳴りが酷いので、寝るときの症状緩和

の意味合いだったはず。そしてどうせなら

  • 聞き心地のよい=聞き疲れしないもの
  • できるならGoodDesign

というような感じだった。さらにいうなら、夜は隣で寝ているやつがいるのであまりデカい音を出すわけにもいかない。そこで絞った音でも明瞭に聞こえるものがよい。RE-790がこれならと願う次第。



個性が強いという点で以前からソニーのMS-3300/3400を狙っていたのだが、それを上回る濃いぃ機種を見つけてしまった。ソニーのTFM-9130である。TFM-9500と同時期*3発売のオールトランジスタモデルでスピーカは12cm+5cmの2way、中低音用12cmは後ろを向いていてホーンによって左右から音が出る。しかも出力がなぜか7Wもあって、電源スイッチが上に飛び出ていてそれを押し込む形という、いかにもアメリカーン&ソニーチックな作りが泣かせる。う〜、またしても物欲がふつふつと涌いてきて…
 

物欲に走ってはいかんのぅ。。

 
でも音はいいのだろうか?なにしろ珍品のため細かい情報がない。いささか疑問ではある。

*1:部屋に並べてはみるものの、人に自慢するようなものでもない

*2:とはいえ10万になるとはとても思えん

*3:MS-3300も世界最小をうたったICRシリーズもオールバンドラジオの最高峰WORLD ZONEも
同じ頃の機種。つまり1960年代後半〜70年代あたりがソニーのラジオの黄金期と言える