cgs’s blog

ヲヤヂの想うがままに

ICF-M10

そして怒涛の第三弾。これまた小さい機種でピットインFMことICF-M10、しかも元箱付きである。

こいつの売りはPLLシンセサイザー方式の小型ラジオ、ということなのだが、一番の特徴(問題点?)は受信周波数表示がどこにもないところだろう。つまり今どの局を受信しているかがさっぱり分からない。他のラジオで照合するかジングル等が出るのを待つという形で確認するしかない。うーんとてもワイルド、というより「闇鍋」的な匂いがする。PLLシンセサイザー式の最初期の頃のものなのでこういった割り切り*1が許されていたのかもしれないが、それにしても大胆である。そのくせAMFMそれぞれ7チャンネル分メモリーできるのはよいが、ボタンに節度がまるでないため何かの拍子に触ると局が変わってしまいそうだ。それを考えると、最近はお風呂専用となっている後輩がいかに優秀かがよく分かる。

ネットで調べてみると電池室が錆びることが多いようで*2、こいつも電極が緑青まみれ。ドライバーで軽く削ってアルミホイルで電極を囲ってテストするとAMFMともに入感!*3動作未確認とのことだったので不安だったがまずは一安心。ミリQと同じ脱着式FMアンテナはアクセサリー箱の中に入ったままでピカピカを保っている*4。どうしていくかはまた考えましょう。

*1:いい意味だとチャレンジ?

*2:というかこの頃の電池はすぐに液漏れしていた気がする…

*3:ただどの放送局かはすぐに分からず…

*4:AMしか聞いてなかったのか?