cgs’s blog

ヲヤヂの想うがままに

またラジオ

普段寝るときに使っているラジオは昔子供のために買ったソニーのCDラジカセである。ただしスピーカから出る音はおせじにも心地よい音とは言えない。そこでラジオの音について調べていくうち「聞きやすい」というのは箱とスピーカの大きさに関係しているということが分かってきた*1
大きい木箱でできたいわゆる「床屋のラジオ」なんて最近は国産では売っていないし作っちゃいない。スピーカも大きくて10cmぐらいのものだろう。さらに調べていくと30年〜40年程前のものが音がいちばんいいらしい。もっと言うとその前、昭和30年代にはハイファイラジオという受信帯域幅を広げてより広音域・高音質を得たラジオがあって、これは別格の音がするらしい*2。とはいえここまで古いともろ真空管の世界なわけで、別の問題(熱いとかすぐに音が出ないとかのほかにも趣味性が高くなるため総じて割高になる等)が出てくる。
うーんムクムクとホームラジオ*3、もっというならその頃の木箱ラジオが欲しくなってきた。
昔ラジオが大好きだったころ(いわゆるBCLブームの頃。中学生〜大学生なのでまさしく30年〜40年程前)にはもっぱら受信性能やら受信可能な周波数帯などにしか興味がなく*4、こんな「もっさり」したラジオに興味などさらさらなかった。
30年以上の時が過ぎ、めぐりめぐって興味がわいてきたときにはすでに新品はなし。さあどうしようか。

*1:言われてみればあたりまえなのだが

*2:もちろんAMでのお話。FMは実験放送すら始まっていない。

*3:英語だとtable radioと呼ぶようだ

*4:もちろん深夜番組には興味深々でしたが