ピアノの調律のために人が来るので掃除を行う。これであおりを食うのがピアノ周りにあるラジオでTFM-9500と8FC-59とTFM-C600、そしてUF-710。調律が終われば元に戻すのだが、大物のUF-710だけ場所がなくなってしまった。やむなく居間に置くが、これが物を置く台としてちょうどいい感じの大きさ・高さのため、奥さんの許しを得て(?)しばらくの間そのままとすることに。結果オーライといえばそれまでだが、きちんと置き場所を考えないと。。
湿度が低くて涼しく快適
時計についている湿度計の表示が「Lo」と出た…
KS-1220
日立のラジオが到着。直前まで超弩級のUF-710を触っていたせいもあって思いのほか小さく見える。いつものごとくつまみ類を外してお風呂に入れることに。
洗っているうち、今までのものと違ってメッキがちゃんとしていることに気が付いた。1970年発売だから50年弱経過しているわけで、これくらい年数を経過したものだと緑青が出ていたり白く変質していることが多いのだが、こいつはピカピカである。電源ケーブルはさすがにカチカチで十分に年代モノと分かる。
本体側も適当にきれいにして、早速電源投入。1局しか入らないとのことでジャンク扱いだったが、AMはどこも普通に入感。FMも一通り入り、全く問題なし。(あぁよかった)
さてこいつの特徴は、この丸く緑を帯びたダイヤルと横にせり出すスピーカ。さすがにスピーカのサイズが小さいため、いい音とは言えないものの普通に聞く分にはこれで十分である。ダイヤル針には夜光塗料が塗ってあって暗闇で光るもののさすがに経年劣化ですぐに暗くなる。スペック的に同じ(AM/FMでステレオ)RE-777Nとはその大きさたるや雲泥の差で*1、トランジスタの偉大さを感じる。もっともスピーカをしまったままだと横に音が出るため聞きづらく、多少開いておかないと音的につらい構造となっている。
*1:写真の下の台はRE-777N!である
すっかり初夏
本当なら怒涛の9連休のはずが仕事の都合で1日だけ出にゃならん。。
暑かったり暖かかったり
今日はようやく平年並みか。
UF-710
超弩級こと3D-HiFi真空管ラジオのナショナル「ステレオソニック*1」UF-710が届いた。夜遅かったものの軽く眺めてからつまみを外してきれいにする。
風呂の中で洗うのだが、つまみの指針が黄ばんでいるなぁ、と思ったが明るいところでよく見ると黄ばんでいるのではなく金色であった。そういえばスピーカのところのモールも金色が使ってある。さらにはバーアンテナの向きを前から調節できる機構まで持っている*2。つまり普及機でなく高級機なのだと実感*3。1957年製で当時の定価が25400円、今の価値だと14万近いことを考えると納得である。
この頃のナショナル製ラジオの例に漏れず、パイロットランプの配線がボロボロで芯線が露出していて、とてもじゃないが電気を入れる気にはならない。この分だとコンデンサ類もかなり逝っている=総入替が必要と想像される。外装もかなりダメージがあるし音出しできるのはかなり先になりそうな雰囲気である。