これも前から気になっていた機種なのだが、何せ数が多くなってきたこと、仕入れたところでどの程度聞くのか、など考えて保留としてきた。ここにきてまたしてもオークションに激安のものが出てきてしまい*1、思わずポチっとしてしまいましたとさ。(深く反省、してないなぁ…)
・・といったわけで、今回は1979年発売のソニーのAM専用機、ICR-S1のご紹介。前に仕入れたICF-S3の兄弟機になる*2。これには前期型と後期型があるようで、果たしてどちらなのか?まずは来てからのお楽しみ。
到着してまずは全体を掃除する。裏蓋を開けると基板が丸見えとなりトランスがあるのが分かる。ネットの情報では前期型はIC化されているためトランスはないらしい。ということはこいつはトランジスタ使用の後期型ですね*3。Sを名乗っているので高性能と言われており、長めのバーアンテナが搭載されている。これが折れたり外れたりするとの情報があるがこいつは大丈夫の様子。単3電池を2本入れるのだがスピーカーの磁石に吸い寄せられて何とも入れづらい*4。ひとまず電源オンしてゆるゆるダイヤルを回していくとAM各局が聞こえてくる。ガリもないようで問題なさそう。高性能ぶりについては追々確認することにしたい。選局ダイヤルは大きいのでチューニングはしやすいのだが、指針とダイヤルの色の部分が斜めになるためどこを指しているか分かりにくい*5。部品数が減るのでコストも故障頻度も減るとは思うが、あまりユーザーのことを考えてない気がする。